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強いチームはオフィスを捨てるを読んだ

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

  • 作者: ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン,高橋璃子
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/01/24
  • メディア: 単行本
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原著はREMOTEという名前の本。リモートワーク最高という話をBasecamp(元 37 Signals。社名変わってたの知らなかった)の人が教えてくれる。気楽なお話なので、すぐ読める。rebuild.fm#35でも触れられていた本。

本書によると、オフィスに集まって仕事するのは、集中が乱されることが多いし、通勤も大変、住みづらい都会に住む必要もある。リモートで働くことにすれば集中出来る環境で、住む場所や時間にしばられず、効率よく仕事ができるらしい。職種にもよるものの、いろんな工夫をすれば、十分仕事はできるし、Basecamp社やいくつかの企業でも実際うまくやっているそうな。

リモートワークに対してよくあげられる疑問に対して、勢い良く答えている章がおもしろい。みんなが集まってこそ生まれる最高のアイディアがあるんじゃないか、と言う疑問に対しては、リモートでもアイディアは生まれることは、何度もあったし、仮に対面のほうがいいアイディアが山ほど生まれたとしても、企業がそれらをすべて処理できるわけではないと答えてる。リモートだと仕事をサボるのでは、と言う話についてはそもそもそういう人間を雇うのがおかしいというはなしで、勢いがある。

リモートワークすればすべて解決というわけではなくて、オフィスワークとはコミュニケーションのやり方は変えないといけない。コアタイムをきめて、全員がコミュニケーションできる時間を作ったり、チャットツールやビデオ会議ツールをうまく活用したり、いい感じのコラボレーションツール(ここでBasecampをご利用くださいとなる。WikiとかGithubみたいなイメージ)を使ったほうが良いらしい。

Basecampのひとがリモートワークを推進するのはそりゃそうだよな、と思いつつも、確かにずっとオフィスに引きこもって仕事をする必要がないとも思った。今のチームでも、朝に軽く相談したあとは、普段の仕事はだいたいIRCとHipchatとGithubの上で会話するのでなんとかなってる。少なくともコードを書く活動をする分には、家とかカフェとかでも仕事ができる気がする。とはいえ、新しいチームができたときにはじめに信頼関係を築くとか、ブースの真ん中に集まって雑談して、なんとなく問題を整理するとか、帯域の広いコミュニケーションに頼らないといけなかったことは結構あるので、そのへんはなんか工夫しないとダメそう。本書でも、たまには会わないと行けないっと書いてある。

いろんなツールが揃ってきたことで、スムーズにリモートワークできるようになって、自由に働けるなら、そんなにうれしいことはないという感じであった。