ガルパン 4DX

せっかくいただいてる休みを生かさねばと、ガールズ & パンツァー 劇場番の4DX上映を見にいってきた。

京都から4DXを見にいくとなると、今のところはエキスポシティに行くのが近い(夏には桂側イオンモールに劇場ができるらしい)。3日前から予約できて、日がまわったあとにしゅっと手続きしたら予約できた。平日だから比較的予約が殺到しなかったというのもあると思う。

ガルパンの劇場版は普通の劇場で一度見たことがある。4DXはまったく経験がなかった。とにかくはじめはイスが揺れる演出に慣れなくて、なんだか気持ちわるくなってきて、これがあと一時間以上続くのはきびしいな、と感じた。ただ、そのうち徐々に慣れてきたのか、あるいは振動の演出の具合がよくなってきたのか、最終的には揺れの演出にうまくのっかって楽しめるようになった。めっちゃくちゃ揺れるんだけど、うまく椅子にしがみつくと体勢が安定して見やすくなる。それでも体調悪い時に見るのはきつそう。

ガルパンと4DXの相性は評判どおり良く、臨場感がでて作品の世界に没頭できるのが良かった。雨のシーンが良くて、演出で水滴が上から落ちてくるのだけど、これが結構、実際の雨のうっとおしさというか嫌な感じを思い起こさせる。雨によってネガティブさを強調するシーンだったので、作品に入り混んでいる感がより高まった。戦車同士の戦闘シーンの良さは言わずもがな。戦車がきる風や、激しい旋回による遠心力、弾丸発射による振動など、映像に関する情報量がめっちゃ増えて迫力がとにかくすごい。最後の戦闘シーンでは4DXに慣れたのもあってか、揺れなんかの4DXの演出を自然に受けいれられていて、作品世界への没頭感がすごかった。

全体的にはすごくおすすめで、映画一度みて良かったひとはぜひ4DXも挑戦されたい。4DXを経験してると特に気持ちわるくなったりはならず、はじめのほうのシーンもたのしめそう。自分も慣れた状態で最初のほうが見たい気もするけど、ちょっと見にいくのがたいへんなのでまぁいいかな、という気はする。桂川でリバイバル上映してたら見にいきます。