最近の様子

これブログにでも書くかなと思っていたネタがたまってきたので書いておく。雑な日常の様子で、技術情報は0です。

それでも町は廻っているを読んだ

急に思い立って全巻読んだ。学生のころに友達が読んでいて、どういう話なのか聞いたところ、宇宙人が出てくるみたいなことを言われて、ずっとそういう漫画だと思っていた。まちがってはいないが、合ってもなかった。

下町の素朴な登場人物の小気味よいストーリーが次々読めて、毎日少しづつ読み進めるのがリラックスタイムになっていた。読み進めていくにつれ、最終巻が近づいていくのがたいへん悲しかった。石黒正数さんの他の作品も読んでみようと思う。

羆嵐を読んだ

羆嵐 (新潮文庫)

羆嵐 (新潮文庫)

  • 作者:昭, 吉村
  • 発売日: 1982/11/29
  • メディア: 文庫

昔、友達に紹介してもらって興味があったが結局読んでいなかった本。それ町でちらっと出てきて、思い出したので読んだ。

結果、熊への恐怖が心に刻みつけられた。子供が聞いてる童謡のなかにくまさんが出てきたら、不安なきもちになる。今は、クマ注意みたいな看板をみたら、すぐに逃げ帰ることができると思う。

直接的に熊に襲われる恐怖だけでなく、暗闇の向こうに熊がいるかもしれないという恐怖の描写が生々しかった。熊を前にして、人間ができることはなく、せいぜい寄り集まって自分がはじめに襲われる可能性を下げるのがせきのやまなのだ...。

おもしろかったけど、あんまり元気になれるような本ではない。

暗号技術入門を読んでいる

まだ半分くらい。公開鍵暗号の章が終わって、ハッシュ関数あたりを読んでいる。世の中が平和だったころは電車のなかで読んでいたのだけど、今は子供が寝静まってから読むので進捗がわるい。家にある折紙の本とサイズ感、色が似ていて間違えると自分の中で話題に。

写真

以前購入したα6400は、なるべく使うようにしていてそこそこ活躍している。主に子供を撮影するのに活躍しているので、あまり貼れるものがない。

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35mmのレンズをずっとつけているのだが、腕がなくて構図が固定化してしまっているのが悩み。

3x3x3キューブ

会社の近所で流行ってたので、急にやりはじめた。はてな社ではやっている人が結構いたけど、僕はやっていなかったので完全に初心者。もてめんさんに相談したら、はじめから良いキューブ買ったら良いということだったので、 GAN356 XSっていうやつを購入した。とてもスムーズにまわる。

https://store.tribox.com/products/detail.php?product_id=2809GAN356 XS Stickerless

ソルブ中は集中できるので、リラックス作用がある気がする。毎日癒やされるために回している。

勉強を通じてリラックスする

具体的な勉強法というわけではないのだけど、勉強への向き合い方みたいなところに最近発見があったので、お題キャンペーンに便乗して書いてみる。

昔、勉強のテーマ選びの仕方についてまとめてみたことがある。

この記事ではいくつか指標をあげて、勉強のテーマを検討することについて書いている。

この記事のときからの気持ちの変化も含めて、改めて、自分の勉強の目的をまとめてみると以下のようになりそうだと思った。

  1. 自分の興味を満たすこと
  2. 成長を実感すること
  3. 役に立つこと
  4. 勉強を通してリラックスできること

1~3は、そうだよねって感じだけど、4の”勉強を通してリラックスできる”が最近気づいた部分で、意外と重要に思っている。

自分の場合、勉強の大半は読書に費やし、時々コードを書くといった具合なのだけど、そういった集中してリラックスできる時間が生活の中でわりと大事だと気づいた。最近は子育てのために自分の時間があまり取れないのだけど、電車の中とかで本読んで勉強していると、めっちゃ気分が楽になったりする体験があって、このことに気づいた。

そうと気づく前から、勉強するテーマを選ぶ時に暗にこの点を気にしていて、例えば、あまりに仕事との連続性が高いテーマだと、気持ちを切り替えてリラックスすることができないので避けたりしていた。他にも、世の中のトレンドに無理に追いつこうとしてテーマを選んだりしてしまうと、微妙に気疲れしてしまうので、そういうテーマは避けようとか。

とはいえ、欲張りなので、勉強したことによるお得感もどうしても欲しくなってしまって、結局のところ1~4のバランスを探ることになる。ただ、なるべく雑念を捨てて、楽しくリラックスして勉強ができるように自分を仕向けた方が、勉強をリラックスタイムにできて生活が良くなると思うので気をつけていきたい。勉強の結果が偶然役に立ったらラッキーくらいな感じでいけると調子が良いと思う。

興味もあったし、異常に成長できたし、役に立つと思うけど、仕事には全然関係なかったというパターンの勉強テーマがアマチュア無線の技術で、確かにリラックス度は高かったと思う。楽しく勉強して成果が出せたのでこういう感じでいきたい。

はてなブログ特別お題キャンペーン #学び応援WEEK

はてなブログ特別お題キャンペーン #学び応援WEEK
by ギノ

カメラを購入した

子供の成長を記録するために必要だという大義名分を掲げて、新しいカメラを購入した(2年半ぶり2回目)。

結論としてはソニーのα6400を購入した。良い瞳AFがついている比較的軽量な機種。子供の撮りやすさや取り回しを考えると、まぁそうだよねというところに落ち着いた感じ。35mmの純正単焦点をくっつけて、しばらくやっていく。

とにかく購入するまでにあれこれ、検討するフェーズが楽しかった。その瞬間は無限の夢が広がっていた。子供取るなら良いAFほしいよなーとか、ちゃんと趣味にしていくならフルサイズの沼に向かったほうが最終的なコスパがいいのではないかなーとか、なぜかα7IIがめちゃくちゃ安くなっていてフルサイズが10万そこらで買えるなーとか、ボディ内手ブレ補正どうなのかなーとか。Googleスプレッドシートで購入カメラ候補の属性とpros./cons.を整理して検討した。

このようなtweetをしたところ多方面よりアドバイスをいただき、たいへん参考になりました。

カメラは万年初心者なので、あらためて初心者用の基本の本とかを読み直して、学びを得ている。学習曲線の傾きが普段生きている大きいので楽しい。

カメラが追加されたことにより、さすがに学生の頃から使っているドライボックスに入らなくなってきたので、収納場所を考える必要があった。すわっ、これは防湿庫をついに買うときが来たかと盛り上がったものの、急に冷静になって家の納戸の整理を始めた。今、必要なのは防湿庫じゃない... 単に収納スペースが必要なんだ...。

何故か我が家の納戸は散らかっていて、それが、ずっと気になっていた。ついにそれに向き合ってめちゃくちゃ片付けをしたところ、生活がめちゃくちゃ改善した。みなさんカメラ買いましょう。

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なんの変哲もない鴨川です

プログラミングRustを読んだ

プログラミングRust

プログラミングRust

  • 作者: Jim Blandy,Jason Orendorff,中田秀基
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2018/08/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

ずいぶん積んであったので時間もあることだし読んだ。Rustについて構成が良く、あと分量があるのもあって、Rustの特徴である所有権の考え方への理解が深まった。

Rustではプログラミングのあらゆる場面で所有権の機構が関わってくる。そのためまずは所有権の話題についてしっかり理解したあとで、徐々に他の部分を理解する必要がある。なのでこの本では、2章の「Rustツアー」でマンデルブロ集合の描画プログラムを試すところでざっくりRustの雰囲気を教えてくれたあとで、さっそく4章の「所有権」で、重要な概念を学ぶことになる。そこからは、プログラミング言語の書籍によくある順番で、式やらモジュールやら構造体やらと順番に教えてくれる。

基本的な言語機能を学んで、所有権について雰囲気がわかってきたところで、後半くらいから所有権がからむとちょっと難しくなるクロージャやイテレータやコレクションの話題が登場する。このあたりは説明も充実しているし、コードもいろいろでてくるので、所有権についてウンウン考えながら読むことになる。すべてを読み終わるころには、自然と所有権の考え方が身についている(ような気がする)。

すばやく読んだし、あんまり手を動かしていないので、ばりばりRustが書けるかというとだいぶあやしいものの、Rustのコードをみてもだいたい雰囲気がわかるようになったし、この本を辞書代わりにすればRustを使っていける気がする。ただ、そもそもRustはシステムプログラミングのための言語なのですごく使いたくなる場面があるかはわかんないなと思う。WebAssemblyとかを、Fastlyのエッジコンピューティング環境で動かすとかはできそう。

近況

これは直接のお知り合いの方に向けた、個人的な近況の報告のための記事です。オープンインターネットを用いるのが最も適切に伝わりやすそうなので、このようにしていますが、関係のない方にはすいません。

新卒として2010年に入社した、はてなを退職しました。最終出社は4月26日でした。2008年に参加したインターンシップも含めて数えると10年以上はてなで働いていたことになります。

10年の中で本当にたくさんの方にお世話になりました。ずっとにこにこしながら働き続けてこれたのは、これまで出会ったはてなスタッフの皆様のお陰です。大変なこともあったけど、楽しかったな、達成できたな、と思えることのほうがたくさんあります。ありがとうございました。

特に、僕のわがままを聞いていろんなチームに配属してもらい、いろんなメンバーと働かせてもらったこと、チーフエンジニアとしてエンジニアのみんなが楽しく仕事をするサポートを任せてもらったことは、とても大事な経験になりました。自分を育ててくれたインターンシップの運営に関わることもできました。

退職の理由としては、10年の中で僕にもいろんな変化があって、最近では子供も生まれたりしたこともあり、ここらで新しいチャレンジをしてみようと思い立ったという感じです。なんかすごい出来事があって辞めるとかそういうわけではないです(念のため)。

10年もいると、思い出はめちゃくちゃたくさんあって、社内グループにエントリを書いておいたので、見られる人は見てもらえると幸いです。最後の行には、「最終出社日に開催したガンプラソンにて、 onishi さんが、”はこべさんを称える歌”全932番を熱唱してくれる」 を追加しておきました。

今後は、引き続き関西を拠点に、Webエンジニアを続ける予定です。技術勉強会や鴨川あたりにちょいちょい顔を出すと思いますので、また遊んでもらえるととてもうれしいです。これからもよろしくおねがいします。

最近読んだ本

ここ数ヶ月で読んだ本の感想です。 わりと技術書ではない本が多い。子供を寝かしつける時間に読んでるのだけど、薄暗い環境ではバックライトのついているKindleが大変便利。Kindleで出てない本はあまり読めない。

人を動かす 完全版

人を動かす 完全版

自己啓発本の元祖みたいな本で、原著は1937年くらいに書かれていて古い。SOFT SKILLSという本で紹介されていて読んだ。基本的に人間は自分の利益を一番に考えている、ということを前提に、他人の利益になることをあえてやっていくと、いろんなことがうまくいくよって話。いくつかのプラクティスに合わせて、具体的なエピソードがたくさん紹介されていておもしろい。著者は自分で伝記を書くくらいリンカーンが好きで、リンカーンまじすげーって気持ちにもなれる。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)

2009年くらいの本で、その当時よく話題になっていたのを思い出した。褒められたり罰せられたりするモチベーションよりも、自分が心の底からやりたいというモチベーション( = 内発的動機)の方がより創造的な成果を継続して出せるぞというような話。技術をマスターするには、何年もの間、継続して取り組む力が必要だから内発的動機がめちゃ大事って話があって、子育てとかで気をつけようって思った。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

別の記事で感想を書いた。

NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く

NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く

結構前に読んだので記憶が曖昧。現在の事業に適した人を採用して、方向性が合わなくなった人には転職をおすすめするってのを、割とドライにやってるって話題が興味深かった。Netflixとしては検索機能が大事だと思っているときに、めっちゃFacebook連携をやりたい人がいたんだけど、SNSやりたければFacebookに転職しても良いのよって声かけて、最終的には出て行くことになったとか。なんなら転職のサポートをして推薦文を書いたりするらしい。基本理念を大事にして、その理念に賛同するメンバーを集めたり育てたりするという、ビジョナリーカンパニーのイメージにも近い感じがした。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

結構まわりの人が話題にしていることが多い気がしてみて読んでみた。答えを出したいイシューに対して決められた期間で答えを出すためにどのような、考え方、取り組み方をすれば良いかについてすごく綺麗にまとめられていた。自ら問題を定義するような仕事をしている、(著者もそうであったように)研修者の方なんかにはとくに役立ちそうに感じた。そうでない仕事をしていても、やってきた課題を鵜呑みにせずにまずイシューを見つけるところから始めるのは良さそうに思う。自分がいま何を学ぶべきかをよく考えるけど、そういう場面でも学んだ結果として、自分にとってのどんなイシューに答えを出せるかは意識しても良さそうと思った。

逆境に弱い人、逆境に強い人

逆境に弱い人、逆境に強い人

自分は逆境に弱いなーってずっと思っていたところ、TwitterのTLにこの本のURLが流れてきてためしに読んでみた。大変なことでも、人生長いので大局的に見るとどうにでもなるよとか、普段からうじうじしてるとそれだけで体力を使うから、いざというときに力が出ないよとか、多量のエピソードとアドバイスがつらつら書かれている感じのスタイル。論理的には断言できなさそうなことも、どんどん断言されているので、読んでいてドキドキする。元気のない人を元気づけようとしている感じの本なのでそういう感じなのだと思う。とはいえ、いろんな資料への参照もあってしっかりした感じだし、ちょっと見方を変えて気楽に元気にやっていこって気持ちにはなれた。

振り返ると結構いろいろ読んでるけど、計画性はなく雑に読んでいる状態。いい本読みたい。

ビジョナリー・カンパニーを読んだ

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

普通に有名な本で、モチベーション3.0という本を眺めていたらおすすめされていて機運が高まり読むことにした。

著者は、アメリカの様々な業種の企業のCEOにアンケートを取り、そこから浮かび上がってきた卓越した18の企業と、それらに対応する比較対象の企業を18選び、その18組の企業について業績や基本理念、歴史といった様々な視点での調査を行っている。6年もの長い調査の結果、浮かび上がってきたビジョナリーな企業に共通する性質について紹介したのがこの本だ。

この本の原著は1994年に発売されているので、時代背景の違いは多少感じるものの、取り上げられているトピックについては企業で働いている僕のような個人が現代も共感できるものが多かった。ビジョナリー・カンパニーとして取り上げられている企業には、テクノロジー系だとヒューレット・パッカード、ソニー、IBMなどがなどがあった。

ビジョナリー・カンパニーを作り上げるポイントが本書ではいくつか挙げられているけれども、最も大事とされていて、自分としても印象に残ったのは「基本理念を維持し、進歩を促す」という慣行についてだ。つまり、企業の目的や価値観からなる基本理念を土台にすることで企業を継続し、それと同時に絶えず変化して進歩していくことで生き残るということだ。これらをどちらも諦めずに行えているかどうかがビジョナリーであるかの鍵となっている書かれている。太極図が挿絵に書かれていてそういう感じ。

言うのは簡単だけど、実際にやっていくのは、めちゃくちゃ難しいよねとは思う。まず基本理念を浮かび上がらせるのが大変だし、それを従業員が常に意識し続けられるようにするのも大変だし、常に進歩するってのもいろいろあって簡単ではないし。本書でもめちゃくちゃ難しいのでありとあらゆる工夫をし続けてがんばって維持するんじゃ、と書かれている....。18の企業がどういった工夫をしてきたかについては何章もかけて紹介されている。

工夫のなかでおもしろかったのは後継者を育てることの重要性について述べられているところだ。本書のビジョナリー・カンパニーの定義では企業が長く続いている(50年近く)ことが要求されており、経営者が代替わりしようとも、世代を超えて組織自体が繁栄し続けている企業に注目している。人間はいつか死ぬので、一人のカリスマがいるだけでは、組織が繁栄し続けることはできない。そのことに気づいて、数十年先の会社がどうなっていくかについて考えて、十分な時間をかけて基本理念を完璧に理解している後継者を育てた企業が長く継続しているのだ。自分としてはそういう時間スケールで考えたことがなかったので興味深かった。

本書では、企業のいろんな性質について、うまくいっている企業と、そうでない企業の具体例による比較がかなりの分量ある。それを読んでいると、自分の働いている環境ではここはうまくいっているな、ここはもう少しだなと、都度思い返すことになって、ある意味真剣に読んでいくことができた。気持ち的な負荷はまぁまぁあるので、疲れているときには読みづらかった。

企業はこうあるべきという大正解は別にないと思うものの、自分の中でうまくいってる企業の一般的なイメージが膨らんだので、読んでみてよかった。